最近『資産運用』という言葉を色んな所で見聞きするようになりました。
昔は資産と言えば『現金』が主流でしたが、今では銀行に預けていても全く金利がつかず、
それならば株式や投資信託を買って配当を得たり、
複利運用で資産を雪だるま式に増やしていこうという考えが広まり始めました。
・複利とは
『複利』とは何かと言うと、例にすると借金の逆パターンです。
お金を借りて返す時は金利を上乗せして返しますよね?
その上乗せ分が複利です。
元金が小さければ金利も小さいですが、
元金が大きければ複利も大きくなります。
そしてその積み重ねが複利です。
100円の3%は3円ですが、次回からは103円に3%を掛けたものが複利となっていきます。
こうして複利とは段々と積み重ねていく事によって力を増していきます。
・貯める力
ここから実用編になるのですが、資産運用をする上で大切なのは『無理をしない』と言うことです。
まず第一段階として生活費の半年分のお金は取っておく必要があります。
なぜ半年分かというと世の中何が起こるか分からないので、いざという時のためのお金と、
資産運用を余裕を持って行うためです。
資産運用は心のゆとりが非常に大切になってきます。
資産運用の第一歩は自分の一か月の生活費はいくらかを把握する必要があります。
例えば生活費が20万という場合は、まずは120万を貯めることからスタートします。
・保険の見直し
まずは保険の見直しをしてみるのも良いかもしれません。
基本的に保険は掛け捨てのもののみで大丈夫だと思います。
理由としては国民には最強の保険、『国民健康保険』『健康保険』どちらかに加入しているからです。
大体のことはこれらの保険で対応できます。
個人的には独身や子供のいない共働き夫婦には生命保険も必要ないと思っています。
独身の場合は親に仕送りをしていないという場合は不要だと思いますし、
子供のいない共働き夫婦の場合も自分の収入だけでも一人で生活出来るという場合であれば不要だと思います。
子供がいる場合は学費や生活費もいるので大黒柱がいきなりいなくなったら生活も大変になると思います。
そういう時に生命保険は必要だと思います。
医療保険に関しては国の保険制度の高額療養費制度で賄えると思いますので、やはり不要だと思います。
大抵の人は何かあっても10万あれば対応できます。
詳しくは役所のHPで高額療養費制度の一覧を見て頂ければと思います。
世帯年収ごとに限度額が記載されています。
僕の知り合いの中に保険を見直した結果、月に2~3万も固定費が削減できたということもありました。
何故かガン保険に2つも加入していたとのことでした。
皆さんもこの機会に保険を見直し精査してみてはいかがでしょうか?
・スマホ代
今やスマホ代3000円前後のものが多くなってきました。
昔のまま1万円前後支払っているという方は是非プランや会社の乗り換え検討してみてください。
確かに手続きは大変ですが、その1~2時間の手間で月に7000円も浮くとなれば、
時給3000円の価値のある仕事と捉えることも出来ます。
なかなか割の良い手間かと思いますので是非実践してみましょう。
・食費
食費については人それぞれ考え方がありますので出来る方だけ実践してみてください。
我が家では1週間の食費と外食費を分けて上限を決めています。
こうすることによって無駄遣いを省き、食費を計画的にコントロールすることが出来ました。
コンビニはなるべく利用せず、出来ればスーパーで1週間分の食材を買うようにしています。
買い物あるあるですが、スーパーには魅力的な商品が沢山あるので、ついつい必要ないものまで買ってしまいがちです。
それを抑えるためにも買い物は週1をお勧めします。か
・副業
固定費や食事を削っても足りないという方は副業をしてみるのも良いかもしれません。
時間のある方は短期間でお休みの日にアルバイトも一つの手だと思います。
動画編集が得意な方、文章を書くのが得意な方は在宅で出来る仕事もありますので検討してみてはいかがでしょう。
・まとめ
いかがでしょうか。
資産運用と言ってもスタートはとても地味なものです。
しかしこの地味なことが実は一番大事なことなのです。
1歩を踏み出すのはとても大変ですし、継続していくことも大変です。
この一歩を踏み出す力、継続力が今後大切となっていきます。
次回の記事では株式や投資信託について書いていきます。
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